リストストラップは使うべきか否か

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ストラップを使用するかしないかについては様々な意見がありますが、ひとつの考え方をご紹介します。

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ストラップとは

まず最初にストラップについてです。

これは握力の補助をするための道具で、バンドを巻き付けるタイプ(リスト・ストラップ)とベロを巻き付けるタイプ(パワーグリップ)があります。

リスト・ストラップ

パワーグリップ

(ちなみに、名前が似ていますが、リスト・ラップは手首を固定して保護するための道具で、リスト・ストラップとは別物です)

リスト・ラップ

リスト・ストラップ パワーグリップ
巻きやすさ 少し手間がかかる 簡単
グリップ力 あまり差はない あまり差はない
値段 やや安い やや高い

本来の使用目的であるグリップ力の強化については大きな差はないので、どちらか好みのものを使用すれば良いかと思います。(どちらも安物はすぐちぎれてくるので、どちらを使うにせよ、多少高くてもしっかりしたものを購入しましょう)

ストラップの利点と欠点

ストラップの欠点は、「ストラップに頼ることで、握力が強化されない」ということです。

反対に、ストラップの利点は、「握力に左右されず動作できるようになることで、トレーニングの強度やボリュームを増やすことができる」ということです。

用途ごとの比較

デッドリフト

おそらく最も使用頻度が高いのはデッドリフトの時だと思います。

使用すべきかどうかの判断基準は、「握力が原因で主働筋が疲労する前にレップが更新できなくなるかどうか」です。つまり、背筋や臀部より先に握力が尽きてしまう場合はストラップを使用して、握力は握力で別に鍛えるべきです。

デッドリフトでリストストラップを使用すべきなのは、以下のシチュエーションです。

  • ラックプルなど可動域を制限して超高重量を使用する場合
  • レップ数のMAX更新を狙う場合
  • 高レップでセットを組む場合
  • デッドリフトを週3回以上の高頻度で行う場合
  • どうしてもオルタネイト・グリップやフック・グリップが嫌な場合

逆に以下の場合は使用しなくても構わないと思います。

  • 1RM更新を狙う場合
  • 低レップでセットを組む場合
  • 頻繁にデッドリフトを行わない場合

もちろん、このような状況でも自身の好みに応じてストラップを使用するのは構いませんが、必須ではないと思います。

高重量であっても1~3レップくらいまでの低レップであれば十分オルタネイト・グリップやフック・グリップで対応できます。逆に、高重量でなくてもレップ数が多い場合は、セットの後半になるにつれてフォームが乱れたり、限界までレップが繰り返せなくなるのでストラップを巻くべきだと思います。

頻繁にデッドリフトを行う場合は、握力の回復具合に応じて適宜ストラップを使用すると良いでしょう。

ウエイトリフティング

スナッチスナッチ

ウエイトリフティングのトレーニングでストラップを使用することもあります。

クリーンはキャッチのときにバーを離す動作が入るため、ストラップは使用しない方が良いですが、スナッチにおいては、ストラップを使用しても良いと思います。

ウォームアップセットや、最初の数セットは、試合本番との感覚のズレが起こらないようにストラップは使用しない方が良いですが、セットを重ねて疲労してきたときには使用を考えても良いと思います。

また、ハイプルなどの可動域を制限したトレーニングでも使用しても良いでしょう。

もちろん、ストラップはウエイトリフティング用のものを使用しましょう。

rogue-leather-lifting-straps-th-newウエイトリフティング用のストラップ

バーベル・ロウ、ダンベル・ロウ

deconstructing_the_dumbbell_rowバーベルやダンベルを用いたローイング系の種目は、ある程度高重量かつ高回数で行うことが多いため、握力が保たない場合は、ストラップの使用を考えても良いと思います。

まとめ

デッドリフトなど、いくつかの種目においては、ストラップを使用することで、よりトレーニングの強度やボリュームを増やすことができるのは明らかです。

とくにデッドリフトではストラップなしで追い込むことはかなり困難だと思います。必要な状況では躊躇せずストラップを使用すべきだと思います。

もちろん握力も大切な要素(握力は多くの種目に関わる)ので、握力も別個にしっかり鍛えるよう意識しましょう。

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